
世の中不公平なもので、「何を食べても太る」人がいれば「何を食べても太れない」人もいますよね。
かく言う私も「何を食べても太る」体質なので

この身体、本当になんとかならないものか、、、
と思いながら20年あまりを過ごしてきました。
さて、今回は「何を食べても太る」体質の我々に朗報です。
16時間プチ断食を行うことで「痩せ体質」にジョブチェンジできるのです。
目次
16時間プチ断食の方法
まずは16時間プチ断食の方法を紹介します。
- 朝食を食べません。
代わりにブラックコーヒーなどを飲みましょう。 - 昼食は普通にとって問題ありません。
欲を言えば糖質制限食にするのが理想です。 - 夕食は昼食摂取後8時間以内に食べましょう。
夕食は糖質制限にはそこまでこだわりません、食べ過ぎに気をつけましょう。
とはいえ、実際やってみるとそんなに簡単ではありません。
次は継続するコツを紹介します。
持続のコツ①:一週間をなんとか乗り切る
とりあえず初めの一週間はまあまあ地獄です。
空腹で目が回るような感覚に陥り、酷いときは考えがまとまらないようになります。
とはいえこの一週間を乗り切るコツが無いわけではありません。
- 朝食のブラックコーヒーをバターコーヒーに変更
- もしくは緑茶コーヒーに変更
- 午前中になるべく動き回るような予定を入れて脳みそを誤魔化す
- 空腹が起きたらお茶プレッソの緑茶を飲む
まずバターコーヒーや緑茶コーヒーについて。
バターコーヒーには油分が、緑茶コーヒーにはテアニンがそれぞれ(おそらく腸に)作用して空腹を紛らわしてくれます。
なお、緑茶コーヒーのコーヒーをお茶プレッソの緑茶にすることで食物繊維を摂取でき、更に空腹を感じにくくしてくれます。
お茶プレッソの緑茶は水筒に入れて会社に持っていっていつでも空腹を紛らわしてくれるため私も重宝していました。
お茶プレッソの緑茶は健康効果があまりにも高いので、当サイトではダイエットにお茶プレッソの使用を推奨しています。
なお、バターコーヒーについてはこちらが元祖です。
また、緑茶コーヒーに関してはこちらでシリーズ化しています。
持続のコツ②:真冬に始めない
別に始めても全然構いませんが、夏よりはハンデ戦です。
というのも、私は真冬1月くらいにプチ断食を開始しまして、はじめはめちゃくちゃ寒気を感じるようになります。
「これやっぱアカンやつなんちゃうんか」というレベルです笑
とはいえこれも、二週間経たないうちに感じなくなってきました。
16時間プチ断食はなぜ効果的なのか
ここからはプチ断食で痩せる仕組みについてお話します。
腸内細菌をハックするから
キモは「腸内細菌」にあります。
ちょっと細かい話になるので興味のない方は読み飛ばしてください。

なんせ腸からヤセ体質になれる、とだけ覚えておいてください
腸内細菌は糖質に飢えると「FIAF」という物質を出す性質があります。
肝臓がFIAF濃度の上昇に反応し、身体が体脂肪を燃やす方向に作用させます。
これがプチ断食で痩せる仕組みなのです。
ところが腸内細菌は腸に糖が入ってくるとFIAFを出すのをやめます。
するとFIAF濃度が下降し、身体に脂肪を貯める方向に作用します。
こうして太るのですね。
Youtubeの広告なんかで「痩せている人は腸内に痩せ菌が多い」とかざっくりした言い方をしているのをたまに目にしますよね。
多分FIAFが多い状態の腸内環境を言っているものと思われますが、正直FIAFは誰でも増やせます。
腸内細菌を飢えさせている時間をできるだけ増やせばよいのです。
この点から16時間プチ断食はダイエットに効果的です。
さらに、昼食も低糖質に気を配ることで効果は倍増です。
なぜ抜くのは朝食なのか
聡明な方はもうお気づきかもしれませんが、抜くのは別に朝食でなくても構いません。
絶食期間が16時間あれば何だっていいのです。
がしかし仮に昼食を抜くとすると、朝食と夕食の間隔は8時間に収めるために朝食が7時だとすると夕食は15時にする必要があります。
普通のサラリーマンにはキツいでしょうね。
ていうか、家庭持っている人とかどうするんだろう。
じゃあ考えを変えて夕食と朝食を8時間におさめる方向で検討すると、深夜11時に夕食で朝7時に朝食となりそこから深夜11時まで何も食べてはいけません。
きつくないですか?笑
これは夕食に当てはめても同じような結果となります。
ていうか、付き合いとかあったらまず夕食食べない生き方は厳しいものがあるかと。
- 朝食は抜いても社会的に影響が少ない
- 睡眠時間を絶食時間に含められるので絶食してる感がまだ少ない
16時間プチ断食の痩せ以外のメリット
実は16時間プチ断食の効果はダイエットだけではありません。
ここからはプチ断食で得られる副産物(と呼ぶにはあまりにも大きい効果)を紹介します。
集中力の持続
まず、午前中の集中力が途切れにくくなります。
はっきりした理由はわかっていませんが、おそらく血中の血糖値が安定しているのでパフォーマンスも安定するのでしょう。
今ではたまに空腹を感じることがあっても、緑茶を飲んでそのまま仕事続行です。
いつの間にか空腹も忘れている、といった感じです。
アンチエイジング
プチ断食によって、体内に元々備わっている自食作用が機能し始めます。
細胞はその生命を維持していくに連れ、死んだ細胞の小器官や損傷したタンパク質、劣化した細胞などが溜まって老化の原因になります。
「オートファジーが活性化する」という難しい言い方もあるのですが、なんせプチ断食でキレイになれるということです。
まずは一週間、始めてみましょう
上記の通りプチ断食は大半の方には「百利あって一害なし」状態です。
とはいえ注意事項もあります。
プチ断食は「健康な体に適度なストレスを与えて体内を活性化させて様々なメリットを享受する」のがそのキモとなります。
したがって
- 糖尿病治療中
- その他疾病治療中
- 大怪我をしている
など「そもそも身体が非常事態」になっているときのプチ断食は医者と相談、という形が望ましいです。
いろいろな医者がいるのは承知していますが、私には責任が取れないゆえご了承ください。
さて、そのような方々以外はメリットしか無いので言い訳をせずとにかく始めましょう。
頭が冴えて、身体も軽くなる。
こっちの世界は、いい眺めですよ。
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