

この世知辛い世の中で、日々奮闘しているビジネスマンの皆様、おはようございます。
すめし(@sumelog)です。
今回は「緑茶を飲んだら仕事のパフォーマンスを上がった」経験談と、「調べてみたら割とちゃんとした裏付けがあった」という話をしたいと思います。
「お茶とエナジードリンクって全然別物やん笑」
という声も聞こえてきそうですが、最後までぜひご覧いただければと思います。
気がついたきっかけ
きっかけは近所のEDIONで「シャープのお茶プレッソ
当時私はお茶には全く興味がなかったのですが、お茶プレッソという家電自体に興味を持ち、 衝動買いしてしまいました。
せっかく買ってしまったものは使わねば損。
お茶が特別好きというわけでもありませんでしたが、毎日会社に持って行っていた水筒の水をお茶プレッソのお茶に変更しました。
結果として毎日500mlほどのお茶を飲むというジャパニーズな生活が始まったということです。
そうして気付いたのは、「なんだか最近妙に冴えている」ということ。
それまでの1日といえば、
- 大体朝7時過ぎに出社して10時半ぐらいまではきちんと集中
- そこからは疲れてきてペースダウンしながら昼待ち状態
- 昼食後は集中力を取り戻して一瞬はがんばる
- 一時間ほど経過した14時を過ぎれば再び強烈な眠気が襲ってきてパフォーマンスがガタ落ち
- 16時前からエンジン再始動、それまでダメダメだった焦りからゾーンに入る
という有様でした。
それがお茶を飲み始めることによって午前中ずっと集中力が持続し、14時以降の眠気もかなり軽減しました。
さらに、頭がすっきりとしているのでポカミスがかなり減りました。
他の人に指摘される前に自分でミスに気がつけるのです。
「これはきっとお茶に何かあるに違いない」
そう確信しお茶の「仕事のパフォーマンスを上げる効果」について調べるに至りました。
というわけで、緑茶がいかに仕事に効くのかについて紹介していきます。
血糖値を下げる効果
まずは緑茶に含まれる食物繊維によって血糖値が上がりにくくなる、ということをお話ししたいと思います。
仕事のパフォーマンスに、血糖値が何に関係するのだろうかと思われる方もいるかもしれませんが、これは実は大アリなんです。
というのも、お茶を飲む前の私が14時過ぎから眠くなっていたのは血糖値によるものが大きいのです。
糖質制限にもつながってくる話ではあるのですが、例えば糖質を多く含むカツ丼やラーメンなんかを食べた後には血中の血糖値というのが急激に上昇します。
健康な人であればその後インスリンが分泌され血糖値が下がるのですが、この時上昇の幅が激しいとインスリンが分泌されすぎ今度は血糖値が基準値より下がりすぎるのです。
これを「血糖値スパイク」とも言いますが、そのせいで食後1、2時間ほど経った時に「なんだか頭がぼーっとする」ということが起こります。
さて、食物繊維というのは、間食をしたり食事をとったりした後に血糖値が急激に上昇するのを軽減してくれます。
トクホを取得しているコーラなんかも、裏を見たらデキストリンという水溶性食物繊維が入っているのですが、そういうことなんですね。
というわけで仕事のパフォーマンスを下げない、というのは緑茶に含まれる食物繊維によって血糖値の乱高下を予防するからなんです。
ちなみに、血糖値管理を含む糖質制限についてはこちらの本が私のバイブルみたいになっています。
漫画で非常に読みやすいのでぜひ。


なお食物繊維には水溶性と水不溶性があるので、どちらも摂取しようと思うとお茶プレッソのようにお茶っ葉ごと飲む方が効果が高いですよ。
眠気を覚ます効果
お茶にはカフェインが含まれておりカフェインによってコーヒーと同様に神経の興奮作用や眠気を防止する作用があります。
もちろんコーヒーでもこの効果は代用が可能ですが、コーヒーには口臭が発生しやすいという問題もあるので、仕事中の「ながら飲み」には緑茶の方がふさわしいと考えています。
糖質ゼロ
カフェインを取るだけならエナジードリンクでもいいじゃないか、と思われる方も多いでしょう。
しかし前述の通り糖質を不用意に摂取することで血糖値が急上昇し急降下する「血糖値スパイク」 という現象が起こりやすくなります。
エナジードリンクを飲んだその時は気分がアガるように感じられるかもしれませんが、その状態が長続きすることがないということを踏まえると、エナジードリンクを飲んで仕事を頑張るというのはどうにも悪手であると感じざるを得ません。
この点、緑茶は何も入れなければ糖質ゼロ。
しかもどれだけ飲んでも(現実的に飲める量であればほぼ)ゼロカロリーでございます、なんというウマーベラス。
ただ、カフェイン中毒問題がある方(実は私もなんです、、、)は緑茶の過剰摂取に気をつけましょう。
リラックス効果
緑茶にはテアニンと言う成分も含まれており、脳や神経機能調整してくれる効果に加えリラックスにも効果的と言われています。
会社で仕事をしていると嫌な客や上司が居たり、どうしても外せない用事があっても残業せざるを得ないような時もありますよね?
そういうとき普通は仕事終わりにビールなのでしょうが、ここは薄めのお茶を飲んで寝ちゃいましょう。
テアニンにより、頭がすっきりとして良質な睡眠を取ることができます。
翌朝のすっきりとした自然な目覚めが貴方に再び戦う気力を与えてくれるでしょう。
気の合う仲間とビールを飲むのも素晴らしいことですが、翌日が仕事ならその時間を睡眠に当てたほうが建設的ですし、そもそもビールは睡眠の質を下げますので。
殺菌作用
お茶といえばカテキンでしょと言われるほど代表的なカテキンですが、カテキンが仕事のパフォーマンスに一番影響する効果は「殺菌作用」だと思っています。
お寿司屋さんに行くと熱いお茶が出てくるというのはカテキンによる殺菌効果による食中毒の防止のため、という側面もあるほどカテキンの殺菌効果は強力です。
「 別に、そんな毎日食中毒の危機にさらされていないんだけど、、、 」
という声も聞こえてきそうですが、声を大にして言いたい。


甘い、スタバのエクストラシロップでデロ甘に魔改造したフラペチーノ飲みながら思考系作業するくらい甘いすぎる!
というのも「カビ毒」と呼ばれる「体調を崩すまではいかないけど、体内に小さな炎症を引き起こすくらいの毒素」というのが確実に日々のパフォーマンスに影響するのです。
これについてはこの書籍が詳しいです。
私の食事への関心を爆上げくれた良書ですので是非どうぞ。
緑茶に含まれるカテキンが、食事に微量に含まれるカビ菌を殺菌してくれます。
さらに、抗炎症効果もあるので体内で発生してしまった炎症も解消してくれます。
つまり、緑茶をのむだけで「なんだか頭がすっきりしない」が軽減されるのです。
私の経験的にもかなりこれが大きくて、以前はたまにあった「今日はダメな日や、、、」と感じるような不調な日が少なくなってきました。
風邪予防効果(インフルエンザにも)
先の殺菌作用により、緑茶は風邪の予防にも効果的です。
風邪が流行る時期なんかには、お茶を飲む時に少しうがいをこっそりしつつ飲むということで風邪の予防ができます。
さらに予防効果はインフルエンザウイルスにも有効で、緑茶にはウイルスの持っているスパイクと言う細胞に感染するための「鉤爪」のようなものを不活性化するような役割もあります。
こちらに、鬼わかりやすい図で説明されているのでもしよろしければどうぞ
実際、お茶プレッソを購入した年の冬、インフルエンザが爆発的に流行り部署の周りの人達がどんどん感染していき半分以上の人が交代で出勤停止になってしまいました。
しかし結局私はインフルエンザをうつされることなく流行りのシーズンを乗り越えることができました。
タバコによる細胞の損傷の抑制
これはタバコを吸わない人にはあまり関係のない話かもしれませんが、タバコによる健康被害は昔からかなりいわれていますよね。
その一つがタバコによる細胞の損傷です。
細胞の損傷とは、有り体な物で言うなら皮膚癌や肺癌の原因なのですが、緑茶を飲用水としてマウスに与えることにより皮膚がんの誘発が抑制されたという研究結果があります。
だからといって緑茶を飲んでいればタバコをいくら吸っても大丈夫ということにはならないとは思いますが、がんを患って仕事どころではなくなって収入が途絶えるということを防ぐためにもタバコ吸っている方は是非緑茶を飲みましょう。
血圧の上昇を抑える効果
先に殺菌効果があるとお伝えしたカテキンについて、血圧の上昇を防いでくれるという効果も報告されています。
一生労働を続け無くてはならない時代がすぐそこまで来ています。
血圧に体調を左右されたり、病院に頻繁に通わなくてはならなくなったりする前に、緑茶を飲む習慣をつけて日々健康に働ける身体を維持しましょう。
脂肪を代謝する力を高める
カラダの中の脂肪を分解・消費して、エネルギーに変える働きがあることも分かっています。
この効果に目をつけたのが花王のヘルシア緑茶なんですよ。
加えて上記のように血糖値の上昇を抑えてくれる役割もあるので、この点からも緑茶は太りにくい方向に作用してくれます。
肥満な状態が続くと、 保険料が高くなったり、社会的な評価に影響を及ぼしますので太らないように気をつけたいものですよね。
「それくらいは大したことない」とおっしゃる方もいるかもしれませんが、そもそもメタボ自体動脈硬化などの生活習慣病の原因になって仕事どころか人生レベルで影響が及ぼされるものなのです。
生活習慣を簡単に変えられない方はせめて緑茶を飲みましょう。
消臭効果
上でも少し述べましたが、 コーヒーには口臭を引き起こすという難点があります。
それに引き換え緑茶には口臭を予防してくれる効果があるんです。
口臭が起こる原因は、食べ物の残りカスが歯や歯茎などに付着して口腔内に細菌が発生することです 。
これらの口臭の原因となる細菌に対して緑茶のカテキンが殺菌作用を示し口臭を予防します。
また細菌が口腔内へ付着して増殖するとということもカテキンによって抑制されます。
さらにそもそも食べ物自体が臭いニンニクなどにもカテキンなどが結合して匂いを消してくれるんですよ。
特に人と接する仕事なら「自分の息大丈夫かな」などと思っていては100%の仕事なんて出来るはずもありませんよね。
普段のジュースや水を緑茶に変えることで自身を味方につけましょう。
というかジュースに含まれる砂糖は口臭の元になるので本当にやめましょうね。
まとめ
というわけで、何気なく始めた習慣が実は健康への道まっしぐらでした、みたいなお話でした。
トヨタの発表のように、終身雇用が終わりを告げ、転職副業が当たり前の時代に突入しようとしています。
「別に仕事のパフォーマンスなんて笑」
なんていっていると、マジで食いっぱぐれてしまいそうな時代が本当に訪れそうですよね。
そんなときは緑茶を飲みましょう。
テアニンが将来への不安感を和らげてくれます。
同時に体内の炎症も解消してくれて頭もスッキリ、前向きに現実的に物事を考えられるようになるでしょう。
これからの方向性を決めたら早速作戦開始です。
カフェインの効果できっとよい集中が持続することでしょう。
途中食事を挟んでも集中が途切れることはありません。
食物繊維により食事後の血糖値スパイクが軽減されるためです。
そして次第に血圧も安定してきて、そういえば風邪も引きづらくなってきたような・・・
なんて意識もせず作戦を続けられることでしょう。
健康なんて失って初めて気がつくものなのですから。
ほら、そう考えるともう全ての道が緑茶へ通ずるように見えてきませんか?
とまあここまで行くと大げさですけど、でも私自身「緑茶ってホント頭冴えるよなあ」と日々感じながらお茶プレッソのお茶を水筒に入れています。
「お茶とエナジードリンクって全然別物やん笑」
という声がはじめに聞こえてきたかもしれませんが、それでも敢えて言わせていただきましょう。
「お茶こそが健康の基本だと考えています」
我が家のお茶プレッソ。いつもお世話になっています。
ヘルシオ お茶プレッソ:SHARP公式サイト
お茶プレッソ:使い方詳細
P.S.
ここで示した内容は全て私個人の感想からきているものであり、すべての人に同じような効果を保証するものではありません。
論文などのソースはリンクのとおりですが、念の為。
“【ビジネスマン必見】お茶が最強のエナジードリンクだった件【緑茶の効果10選】” への2件のフィードバック