身近な人が亡くなって初めてのお正月の過ごし方

日本では喪中での正月は祝いを控える風習がありますね。

喪中のお正月を過ごした経験がない方は、どうすればいいのか分からないですよね。

そこで今回は身近な人が亡くなって初めてのお正月の過ごし方を紹介します。

挨拶・タブー・正月料理の3視点から紹介していくので参考にしてくださいね。

スポンサーリンク

喪中の正月挨拶はなんといえばいいの?

season - 身近な人が亡くなって初めてのお正月の過ごし方

喪中では祝い事が忌避されている通り、「おめでとうございます」の一言は決して言ってはいけません。

自分自身が喪主である場合でも同様です。

訪問先では「おめでとう」の言葉は避けましょう。

 では、どう挨拶すればよいのかというと

  •  「明くる年も変わらぬご交誼の程お願い申し上げます」
  • 「新年になりましたが、今年もよろしくお願いいたします」
  • 向こうから新年おめでとうと言われた場合でも「こんにちは」と普段通りの挨拶で返す

 などと返す方が良いでしょう。

ちなみに交誼には親しい交流という意味があります。

「来年も親しく交流しましょう」という意味ですね。

 ちなみに仕事上の挨拶や故人とあまり関わり合いのない人物に挨拶する場合、喪主さえよければ普通に「おめでとうございます」と挨拶しても構いません。

喪中の人に挨拶する場合は?

 逆に自分が喪中でなくて喪中の人に挨拶する場合当然「おめでとうございます」と言ってはいけません。

上にある箇条書きの通りに挨拶すれば良いでしょう。

「今年もよろしくお願いします」と返しても良いです。

 喪中であるはずの人から「おめでとうございます」と帰ってきた場合、こちらも「おめでとうございます」と返しても大丈夫です。

 喪中のお正月でタブーな行動とは?

season - 身近な人が亡くなって初めてのお正月の過ごし方

 先程「喪中では、喪主の方も喪中の人に挨拶する人もおめでとうは禁句」と説明しましたが、他にもタブーはあります。

まず世間一般で知られているものでは正月飾り・初詣・年賀状・新年会への参加などですね。

 

ここに書かれているもの以外でも、カウントダウンパーティーなどの祝い事の出席も控えるべきでしょう。

 

正月飾り

 正月飾りには新年を祝う意味合いがあります。

祝い事を忌避する風習通り正月飾りは避けましょう。

どうしてもという場合は、家の中を少し飾る程度なら問題ありません。

 初詣

 神道では「死による汚れを神社に持ち込んではいけない」という考えがあります。

神社は参拝客を排除することはできないため喪中の方が配慮しなければいけません。

ちなみに「鳥居をくぐらなければいけない」という考えもありますが鳥居は神様の領域の玄関です。

その鳥居の脇を通って神社内に入ることは、他人のうちに窓から侵入するのと同じです。

どうしても初詣に行きたい場合、神社に相談してみましょう。

 年賀状

 年賀状にもおめでたいという意味合いがあるので避けるべきでしょう。

しかし、喪中であることを知らない相手から年賀状が来た場合、喪中はがきを送らなかったお詫びを述べて、返事を出しましょう。

返事は、松の内(玄関に門松が飾ってある間)が過ぎてから1月末までに出しましょう。

 新年会

 仕事上の付き合いの場合は仕方がありませんが、それでも一次会のみで済ませるべきでしょう。

ただ、喪主自信が気持ちの整理が付いている場合は、常識の範囲内で参加しても問題ありません。

喪中のお正月料理って普通に食べて大丈夫?

 お正月料理といえばおせちですよね。

おせちには祝いの意味合いが込められているので、これも避けるべきでしょう。

 おせちそのものを避ければ一番良いのですがやはりお正月はおせちを食べたいですよね。

おせちの中でも祝いの意味が込められている食材を避ければ問題ないとされています。

  •  紅白かまぼこや紅白なます
  • めでたいという意味がある鯛と海老と数の子
  • めでたさを重ねる意味合いがある重箱
  • 箸の両側の先端がとがっている「祝箸」と呼ばれる箸

 この4つを避ければ大丈夫です。

 お雑煮やお屠蘇も、日常の食事として食べれば大丈夫です。

 

スポンサーリンク

身近な人が亡くなって初めてのお正月の過ごし方まとめ

 ここまで亡くなって初めてのお正月の過ごし方をご覧になっていかがでしょうか。

  •  喪主の方もそうでない方も「おめでとう」と言ってはいけない
  • 初詣や新年会や祝い事の席に行ってはいけない
  • 年賀状や正月飾りは避ける
  • おせちは祝いの意味があるものは避ける

 この4つを意識すれば大丈夫です。

 亡くなった方を偲び、お正月を家族団らんで過ごせばきっと故人も喜んでくれることでしょう。