
お湯の中でお花が咲く「工芸茶」
かわいい見た目の工芸茶は、プレゼントとしてもとても人気です。
見る人を楽しませ、お茶としても楽しめる工芸茶は近年様々な国でも人気のあるお茶になりました。
そんな工芸茶ですが、飲んだらそのまま捨ててしまっていませんか?
実は、工芸茶は一回きりで終わりではなかったのです!
目次
工芸茶って飲み終わったらどうするの?
飲み終わったら工芸茶、捨ててしまう前にちょっと待って!
工芸茶は飲んだ後、立派なインテリアとして楽しむことが出来ちゃうんです。
その方法をご紹介します!
水中花として楽しめる工芸茶
飲み終わった工芸茶は、「水中花」として楽しむことが出来ます!
やり方はとっても簡単☆
工芸茶を飲み終わったら咲いた花が浸かるくらいお水を入れて完成!

お好きな所にインテリアとして飾れば大体2~3日くらい楽しむことが出来ますよ。
途中、お水にお茶の色がついてきたら、その都度新しい水に変えましょう。
最低でも一日に一回は水替えを行うと長く楽しむことが出来ます。
【5分で】工芸茶のおいしい淹れ方
それでは、工芸茶の美味しい飲み方をご紹介します。
淹れ方をマスターして、お友達が来た時などにさっそく淹れてみましょう!
- 工芸茶
- 高さのあるガラスポット、又はグラス(注ぎ口がついているものが◎)
- お湯(沸騰させたもの)
- ポットに工芸茶を入れる。
- はじめ、工芸茶が浸るくらいのお湯を入れて、すぐにお湯を捨てる。(洗茶)
- ポットの縁に沿ってお湯を注ぐ。
- 5分くらい経って、花が完全に咲いたら完成
- ポットから湯呑に注いで飲む。
ポイント
- 洗茶をするのがおススメです。
※洗茶とは
一旦茶葉にお湯を馴染ませる事によって、味や香りを存分に引き出す事の出来る方法です。
工芸茶も一旦お湯に馴染ませておくことによってより綺麗に花を咲かせることが出来ますよ!
- グラスの半分くらい飲んだら、再びお湯を足して二煎目を楽しみましょう。
この方法であと二回くらい楽しむ事が出来ますよ。
そもそも工芸茶って何?
「工芸茶」はその名の通り「芸術茶」と言われています。
お湯を注ぐだけで綺麗なお花が咲く工芸茶ですが実はとても手間のかかった職人技だったのです。
すべて手作業で作られている工芸茶
主な工程として
- 乾燥させた茶葉をひとつずつ茶葉を束ねる(100本くらい茶葉を使います)
- 束ねた茶葉に花を入れてタコ糸を使って縛る
- ガーゼなどを使って、形を整え工芸茶の形にする
- 乾燥
- 完成
この工程をさらに繰り返し行って丸い球体に形を整えていきます。
そしてこれらはすべて手作業で行われているのです。

お湯を注いだ時の事を計算して作られている工芸茶はまさに職人技。
実は体によい工芸茶
茶葉と食用花を使って作られている工芸茶。
食用花には千日紅や菊、茉莉花(ジャスミン)、百合、キンモクセイの花などが使われていて飲むと解毒や肌を潤す効能があり美容効果も期待できます。
また、多くの工芸茶には「緑茶」が使われています。
緑茶も体に溜まった余分な熱を取るので、ニキビで悩んでいる方、体が火照りやすい方には特におすすめのお茶です。
このように工芸茶は見た目にも美容にも良い万能茶だったのです!
工芸茶って飲み終わったらどうすればよいの?のまとめ
工芸茶に使われている材料は、香りもよく、飲めばリラックス効果も期待できます。
また、お湯を注いで花が開く姿は思わず静かに見つめてしまうほど綺麗です。
お友達が訪ねてきたとき、何かのお祝いの席などには、その場を華やかにしてくれるアイテムとしてもおススメ。
工芸茶によっては、「夫婦円満」など花言葉のような意味がある作品もあるのでその時の場や雰囲気に合わせて選んでもいいですね!